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15- D- 0894
201 6 年
2 月
5 日
株式会社日本格付研究所(J C R)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。
独立行政法人都市再生機構
(
証券コ
ー
ド
:
−)
【据置】
長期発行体格付
AA
格付の見通し
安定的
債券格付
AA
■
格付事由
(1)
独立行政法人都市再生機構(機構)は、市街地の整備改善及び賃貸住宅の供給・管理を主要業務とする独
立行政法人。公的賃貸住宅として住宅セーフティネットの役割を果たしているほか、東日本大震災に係る
復興支援事業、地域の医療福祉拠点の形成などを担い国の住宅政策における重要性は高い。格付は、財務
状況やニュータウン用地の供給・処分に課題が見られる一方、機構が行う都市再生や賃貸住宅、災害復興
などの事業が国の政策実施機関としての性格を有していること、法令上などで国との結びつきが強いこと
を反映している。
(2)
支払利息の負担やニュータウン用地に係る販売用不動産等評価損、賃貸住宅ストック再生・再編に伴う減
損損失が利益を圧迫しているものの、都市再生事業における敷地等の譲渡収入や、安定した賃貸収入に支
えられて最終利益は概ね
400∼500
億円の水準が維持されている。機構設立時から抱える繰越欠損金は着
実に削減されているうえ、有利子負債もこのところ概ね年
3, 000∼4, 000
億円の削減が図られており、財
務体質は改善している。ただ、有利子負債は 15/ 3 期末 11. 9 兆円と依然多額に上っており、D/ E
レシオは
12
倍と高い。また、ニュータウン業務にかかる販売目的用地も相応に大きく、金利上昇リスクや評価損
発生リスクに対して自己資本の厚みは十分な水準とは言えない。
(3)
経営改善計画(14
年
3
月)に掲げられたニュータウン事業の完了、及び賃貸住宅事業の改革は経営基盤
を強化するうえで特に重要である。ニュータウン用地については
19/ 3
期までの供給・処分完了に向けて、
メガソーラー用地など多様な事業者ニーズに対応した販売促進、2
年間の賃料または割賦金利を免除する
制度の導入などにより供給・処分量の底上げを図っている。一方、賃貸住宅事業の改革については、賃貸
住宅のストック再生・再編の加速化を図るため、15
年
3
月に「実施計画」を策定し、将来の需要動向な
どを考慮して、団地ごとに「集中投資等の検討」
、
「規模縮小の検討」などの中長期の方向付けを行った。
また、適正な家賃収入の確保を図るため、募集家賃の機動的かつ柔軟な設定を推進しているほか、都心部
の高額賃貸住宅を民間事業者へサブリースしているなど、収益向上策に取り組んでいる。J C R
はこれら経
営改善に向けた取り組みの進捗と併せて、有利子負債の圧縮と支払利息の軽減状況、キャッシュフローの
改善状況などに注目していく。
(担当)杉浦
輝一・南澤
輝
■
格付対象
発行体:独立行政法人都市再生機構
【据置】
対象 格付 見通し
長期発行体格付 AA 安定的
対象 発行額 発行日 償還期日 利率 格付
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対象 発行額 発行日 償還期日 利率 格付
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対象 発行額 発行日 償還期日 利率 格付
第 101 回都市再生債券 100 億円 2014 年 11 月 21 日 2029 年 11 月 20 日 0. 935% AA 第 102 回都市再生債券 100 億円 2015 年 2 月 19 日 2018 年 3 月 20 日 0. 100% AA 第 103 回都市再生債券 100 億円 2015 年 2 月 19 日 2020 年 3 月 19 日 0. 147% AA 第 104 回都市再生債券 100 億円 2015 年 2 月 19 日 2025 年 2 月 20 日 0. 464% AA 第 105 回都市再生債券 100 億円 2015 年 2 月 19 日 2030 年 2 月 20 日 0. 755% AA 第 106 回都市再生債券 100 億円 2015 年 6 月 18 日 2018 年 6 月 20 日 0. 100% AA 第 107 回都市再生債券 100 億円 2015 年 6 月 18 日 2020 年 6 月 19 日 0. 192% AA 第 108 回都市再生債券 100 億円 2015 年 6 月 18 日 2025 年 6 月 20 日 0. 578% AA 第 109 回都市再生債券 100 億円 2015 年 6 月 18 日 2030 年 6 月 20 日 0. 918% AA 第 110 回都市再生債券 100 億円 2015 年 9 月 17 日 2018 年 9 月 20 日 0. 100% AA 第 111 回都市再生債券 100 億円 2015 年 9 月 17 日 2020 年 9 月 18 日 0. 176% AA 第 112 回都市再生債券 100 億円 2015 年 9 月 17 日 2025 年 9 月 19 日 0. 530% AA 第 113 回都市再生債券 100 億円 2015 年 9 月 17 日 2030 年 9 月 20 日 0. 851% AA 第 114 回都市再生債券 100 億円 2015 年 11 月 24 日 2018 年 12 月 20 日 0. 100% AA 第 115 回都市再生債券 100 億円 2015 年 11 月 24 日 2020 年 12 月 18 日 0. 166% AA 第 116 回都市再生債券 100 億円 2015 年 11 月 24 日 2025 年 11 月 20 日 0. 496% AA 第 117 回都市再生債券 100 億円 2015 年 11 月 24 日 2030 年 11 月 20 日 0. 804% AA
格付提供方針に基づく
その他開示事項
1. 信用格付を付与した年月日: 2016 年 2 月 3 日
2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:野上 正峰
主任格付アナリスト:杉浦 輝一
3. 評価の前提・等級基準:
評価の前提および等級基準は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp)の「格付方針等」に「信用格付の種類
と記号の定義」(2014 年 1 月 6 日)として掲載している。
4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:
本 件 信 用 格 付の 付 与 にか か る方 法 の 概 要 は、 J C R の ホ ー ムペ ー ジ ( http:/ / www. jcr. co. jp) の 「 格 付 方針 等 」 に 、
「財投機関等の格付方法」(2014 年 3 月 13 日)として掲載している。
5. 格付関係者:
(発行体・債務者等) 独立行政法人都市再生機構
6. 本件信用格付の前提・意義・限界:
本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。
本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての J C R の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性
の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので
はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外
の事項は含まれない。
本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま
た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、J C R が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入
手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。
7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:
・ 格付関係者が提供した監査済財務諸表
・ 格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明
8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:
J C R は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、
独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、
当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。
9. J C R に対して直近 1 年以内に講じられた監督上の措置:なし
■留意事項
本文書に記載された情報は、J C Rが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また
はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、J C Rは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、
的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、J C Rは、当該情報の誤り、遺漏、また
は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。J C R は、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、
金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因
のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、J C Rの格付は意見の表明であ
って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも
のでもありません。J C Rの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として
発行体より手数料をいただいて行っております。J C Rの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、J C Rが保有しています。J C Rの格付データ
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■NR S R O 登録状況
J C R は、米国証券取引委員会の定める NRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating O rganization)の 5 つの信用格付クラスのうち、以下の 4 クラ
スに登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。米国証券取引委員会規則
17g-7(a)項に基づく開示の対象となる場合、当該開示はJ C Rのホームページの“ Rating Information” (http: / / www. jcr. co. jp/ english/ top_cont/ rat_info01. php) に掲載されるニュースリリースに添付しています。
■本件に関するお問い合わせ先